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セツキシマブ(製品名「エルビタックス」)は、上皮成長因子受容体 (EGFR) に結合して、EGFRの働きを阻害するモノクローナル抗体で、分子標的治療薬のひとつである。
EGFRを発現する転移性大腸癌に対する治療薬、および頭頸部癌の治療薬として米国食品医薬品局 (FDA) により承認を受けている。2007年現在、日本では未承認である。
・日本癌治療学会速報
・エルビタックス®+導入化学療法
EGFRを発現する転移性大腸癌に対する治療薬、および頭頸部癌の治療薬として米国食品医薬品局 (FDA) により承認を受けている。2007年現在、日本では未承認である。
・日本癌治療学会速報
・エルビタックス®+導入化学療法
ボルテゾミブ(商品名:ベルケイド)は、「再発または難治性の多発性骨髄腫」に対しての治療薬である。
プロテアソ−ム阻害という新しい作用機序を有する新規抗癌剤であり、世界75カ国で承認され臨床使用されている。
多発性骨髄腫では、形質細胞が癌化して骨髄内で増殖し、免疫能低下などを来す疾患である。
高齢者に好発し、50、60代に多い。
症状は多彩であり、骨髄腫細胞の増殖により、造血が抑制されて貧血や白血球減少が起きるほか、腎機能低下、破骨細胞の活性化による骨破壊(骨折や高カルシウム血症)などが起こる。
治療は、65歳未満であれば、化学療法+末梢血幹細胞移植が行われることが多いが、65歳以上では、化学療法が基本となる。
しかし、現段階では、多発性骨髄腫は、初診時からの生存期間が短く、予後が非常に悪い疾患の一つである(平均生存期間30〜40ヶ月)。
今回承認されたボルテゾミブは、細胞内に存在する酵素複合体「プロテアソ−ム」を阻害することで抗骨髄腫細胞作用を発揮する。
プロテアソーム→I-κBを分解→NF-κB活性化→骨髄腫細胞の増殖
という機序があり、プロテアソーム阻害によりNF-κBを抑制し、骨髄腫細胞をアポトーシスへ導くと考えられている。
今後、ボルテゾミブは、多発性骨髄腫に対して使用されていくものと考えられが、重篤な呼吸器障害(間質性肺炎など)が報告されている(ボルテゾミブが、この呼吸器障害の直接的な原因であるか否かに関しては現時点では不明な点が多い)。
間質性肺炎は、日本人に多く発症するという報告がある。
使用時には、この副作用に注意するようにしたい。
・新しい治療法(分子標的療法)‐サリドマイドおよびその誘導体、ボルテゾミブ
・ボルテゾミブ:新機序の多発性骨髄腫治療薬
プロテアソ−ム阻害という新しい作用機序を有する新規抗癌剤であり、世界75カ国で承認され臨床使用されている。
多発性骨髄腫では、形質細胞が癌化して骨髄内で増殖し、免疫能低下などを来す疾患である。
高齢者に好発し、50、60代に多い。
症状は多彩であり、骨髄腫細胞の増殖により、造血が抑制されて貧血や白血球減少が起きるほか、腎機能低下、破骨細胞の活性化による骨破壊(骨折や高カルシウム血症)などが起こる。
治療は、65歳未満であれば、化学療法+末梢血幹細胞移植が行われることが多いが、65歳以上では、化学療法が基本となる。
しかし、現段階では、多発性骨髄腫は、初診時からの生存期間が短く、予後が非常に悪い疾患の一つである(平均生存期間30〜40ヶ月)。
今回承認されたボルテゾミブは、細胞内に存在する酵素複合体「プロテアソ−ム」を阻害することで抗骨髄腫細胞作用を発揮する。
プロテアソーム→I-κBを分解→NF-κB活性化→骨髄腫細胞の増殖
という機序があり、プロテアソーム阻害によりNF-κBを抑制し、骨髄腫細胞をアポトーシスへ導くと考えられている。
今後、ボルテゾミブは、多発性骨髄腫に対して使用されていくものと考えられが、重篤な呼吸器障害(間質性肺炎など)が報告されている(ボルテゾミブが、この呼吸器障害の直接的な原因であるか否かに関しては現時点では不明な点が多い)。
間質性肺炎は、日本人に多く発症するという報告がある。
使用時には、この副作用に注意するようにしたい。
・新しい治療法(分子標的療法)‐サリドマイドおよびその誘導体、ボルテゾミブ
・ボルテゾミブ:新機序の多発性骨髄腫治療薬
癌の原因としてウィルスが大きな役割を果たしていると考えられるものは比較的多い。
HBVやHCVと肝臓癌、EBウィルスと咽頭癌、HPVと子宮頸癌…
HBVに関しては、現在、ワクチンが存在している。
HBVに感染すれば、癌とならなくても肝炎になる恐れがあるので、医療関係者であれば、血液感染のリスクもあるため、ワクチンをうっていることが多い。
子宮頸がんに関して、現在、ワクチンが開発されている。
その候補である「Cervarix」に関する過去最大規模のフェーズ3試験の中間解析結果が公表されている。
このワクチンは、子宮頸がんの70%の原因であるヒトパピローマ・ウイルス(HPV)16型と18型を標的とする。
得られたデータに基づいて推算すると、ワクチンが、HPV16/18陽性のCIN2+の発生を予防する効果は90.4%(P<0.0001)となった。
なお、当初HPV16または18に感染していなかった女性に限定すると、ワクチン接種は、HPV16/18の感染に起因する病変形成を100%予防したという。
また、この研究においても、ワクチンは、標的としているウイルス型以外のHPVに対する免疫も付与できることが明らかになった。子宮頸がんの約10%の原因といわれる45型、31型、52型の6カ月間の持続感染は有意に予防された。
持続感染は前がん病変形成の第一歩であることから、この結果の意味は大きい。
日本は、ワクチンに関して、抵抗感を持つ人が多いようだ。
確かに副作用のデメリットがあるが、メリットに関してもう少し強調されても良い気がする。
また、ワクチンは費用対効果にも優れていると考えられ、そのあたりの啓蒙活動が必要なのかもしれない。
HBVやHCVと肝臓癌、EBウィルスと咽頭癌、HPVと子宮頸癌…
HBVに関しては、現在、ワクチンが存在している。
HBVに感染すれば、癌とならなくても肝炎になる恐れがあるので、医療関係者であれば、血液感染のリスクもあるため、ワクチンをうっていることが多い。
子宮頸がんに関して、現在、ワクチンが開発されている。
その候補である「Cervarix」に関する過去最大規模のフェーズ3試験の中間解析結果が公表されている。
このワクチンは、子宮頸がんの70%の原因であるヒトパピローマ・ウイルス(HPV)16型と18型を標的とする。
得られたデータに基づいて推算すると、ワクチンが、HPV16/18陽性のCIN2+の発生を予防する効果は90.4%(P<0.0001)となった。
なお、当初HPV16または18に感染していなかった女性に限定すると、ワクチン接種は、HPV16/18の感染に起因する病変形成を100%予防したという。
また、この研究においても、ワクチンは、標的としているウイルス型以外のHPVに対する免疫も付与できることが明らかになった。子宮頸がんの約10%の原因といわれる45型、31型、52型の6カ月間の持続感染は有意に予防された。
持続感染は前がん病変形成の第一歩であることから、この結果の意味は大きい。
日本は、ワクチンに関して、抵抗感を持つ人が多いようだ。
確かに副作用のデメリットがあるが、メリットに関してもう少し強調されても良い気がする。
また、ワクチンは費用対効果にも優れていると考えられ、そのあたりの啓蒙活動が必要なのかもしれない。